アスリート・冒険家たちの"Do Good"を応援します。

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8月18日(木)Peace Run 中間報告会

8月18日(木)@半蔵門
アメリカ大陸を単独で走って横断中のPeace Run 高繁さんの中間報告会に参加してきました。

バギーに必要な水分/食料/テント等を載せて押しながら、平和を願って単独走行を続ける高繁さんは、5月に日本を出発、すでにLAから東へ向って2700km/90日を進まれたところで一時帰国されました。

後半のスタートは9月半ば、ゴールはNY。
猛暑の中、ひたすらに真っすぐな道が伸びる砂漠地帯を50km/日以上進んだ前半とは違い、少しペースを落として途中の学校へ立ち寄るなど、現地との交流も計画されているそうです。

                    「2本の足と1本の道がある限り、僕は走り続けたい」
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残りは約2300km。
後半戦出発までのひとときの日本を満喫し、再スタートへ向けて充実した時間になるますように。

・高繁さんのブログ: http://kaytaka.blog35.fc2.com/
・Peace Run の HP: http://www.peace-run.com/

高繁さんがゴールされる頃は秋まっただ中、もしくは冬になるでしょうか。
それまでの間は、Twitter(@kaytaka)とブログチェックをしながら声援を送り続けたいと思います。

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高繁さんが提唱し、多くのランナーの合い言葉になっている「RUN x 10」運動と、その他のいろいろな方法をご紹介

「Run x 10」 〜走って寄付金に
http://www.jognote.com/runx10

「Peace Run x 10」 〜ご本人が走らない場合や企業向け、高繁さんが走った距離に対して寄付を
http://tweetvite.com/event/gjyf

「SONG x 10」 〜Peace Run応援団として新たに加わった”励まし屋”さんによる活動、歌って寄付金に
http://www.hagemashiya.com/news/index.html

「Transportation on Foot 〜 TOF」 〜井上真悟さん提唱の運動、交通費を浮かせて寄付金に
http://tweetvite.com/event/tof

「1km = 10円運動」 〜自転車に乗る方々による活動、自転車に乗った距離に対して社会貢献活動を
http://km10yen.net/

この他、先日テレビでは「泳いだ距離に対して寄付する」活動をされているスイマーの方が紹介されていました。
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手段はいろいろ。
どれでもいいんだと思います。

大切なのは、忘れないこと、続けること。


reported by のりこ
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by piece_of_earth | 2011-08-23 23:07 | やってみました

<レポート>8月20日(土) 第8回リスクマネジメント講習@神宮外苑

豪雨とともに肌寒いほどまで気温が下がった週末でしたが、
第8回リスクマネジメント講習会を無事に開催できました。


今回のゲスト講師は、アドベンチャーレーサーのワッキーこと和木香織利さん
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伺ったお話は、パタゴニア・エクスペディション・レースhttp://www.patagonianexpeditionrace.com/indexjp.php)を中心とする、アドベンチャーレースでの「大変だったこと」

【アドベンチャーレースとは・・】
男女混合の複数人でチームを組み、山・川・海などの大自然を舞台に、トレッキング、マウンテンバイク(MTB)、カヤック、シュノ―ケリングなどの競技を行いながらチェックポイントを通過し、チーム全員でゴールを目指すレース
1日~1週間とレース時間が長く、夜間行動を伴い、装備の工夫やチームメイトとのコミュニケーションがゴールへの鍵を握るのが特徴

【いろいろな大変だったこと】
・眠気
・低体温症
・道具の故障
・体調の変化
・チーム内の意見の衝突
・乾いた衣類のキープ
・自分に合った食糧を把握
・アレルギー対策
・十分な水分がない場合
などなど、ワッキーのみならず、井上真悟さん、参加者の山体験、アドベンチャーレース体験などから、色々なお話が出た中でちょっと身近に感じたものを2つピックアップ。

①乾いた衣類のキープ
アドベンチャーレースでは、海や川に入ることは当たり前。しかし、濡れた衣類をそのままにしていると体温とともに体力が奪われます。そのため、睡眠をとる際には必ず乾いた衣類に着替えることが不可欠とのこと。

鍵を握るのは、再度行動開始する際に”濡れた衣類を再度着込む勇気”にあるそうです。我慢できずにそのままレースを続け、乾いた衣類がなくなると、体力の回復が大きな影響を与え、ハードなレースであればあるほどゴールが遠のくとのこと。同時に素材選びも重要。乾きやすい素材のものがいいですね。靴は水はけの悪いゴアテックスは避けるそう。

日常に照らしてみると、たとえば非常用袋に簡単な着替えなど入れている場合、ジップロック等に入れ直して万全の防水体制にしておくのはいかがでしょうか?

②自分に合った食糧を把握
極限の状態になると、体が受け付ける食べ物が決まってくるそうです。ワッキーはジェル等も大丈夫だそうですが、井上さんは後半になるとオレンジジュースしかダメになるとか。

アルファ米など、購入したはいいけど味見してないままにしてませんか?日常で受け付けがたい食料を、負荷がかかった状態で体がすんなり受け付けるかわかりません。レース用でも、非常用でも、機会があったら事前に試してみて、どうせなら味も知っておいたほうが安心できますよね。


この日、ご参加いただいた皆様が、歩いて/走って/自転車に乗って、浮かせて寄付してくださった交通費は全部で6,340円でした。後日、Wanpaku Dream Projectへ寄付させていただきます。

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【Wanpaku Dream Project】 (http://www.wanpakudream.com/w/

子どもが元気になると、大人も元気になる。
そして、町が元気になる。


”言いだしっぺ”の3名(間宮邦彦さん、和木香織利さん、佐藤佳幸さん)が中心になって、宮城県の南三陸町の方々及び活動に賛同した全国の仲間と共に進められている「町を元気にするプロジェクト」

1)MTBメーカーから、支援物資としてMTB提供を受ける
2)提供されたMTBを組み立てるお仕事を、南三陸町の自転車屋さんに依頼することで雇用を創出
3)MTBを貸し出すことで、子どもたちの通学の足を確保
4)その後のMTBメンテナンス等を依頼することで継続的な雇用へ繋げている
5)現在、MTBが地域活性につながる方法を模索&実行中
 その1:子ども達にMTBの楽しさを知ってもらうためのスクール開催
 その2:仮説住宅建設等でなくなった子どもの遊び場を提供
 その3:2011年で第17回目となる予定だった「たつがねMTB大会」の復活 (http://www12.plala.or.jp/tatsuganemtb/

3月の震災後から幾度となく南三陸町に足を運び、現地の方々と一緒に相談しながら進めているからこそ、一歩ずつ着実に成果を上げているこのプロジェクト。町との二人三脚を実現しているWanpaku Dream Projectを、これからも微力ながら応援していきたいと思います。
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ワッキー曰く、「アドベンチャーレースは自分への挑戦であり、精神的にも肉体的にも成長ができる。同じコース(コンディション含め)は存在せず、思ったとおりにいくことはマレ、そのため完璧なレースにはなり得ない。だからこそ挑戦し続けることが楽しい。」

挑戦する気持ち、忘れないようにしたいですね。


ワッキー、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

reported by のりこ
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by piece_of_earth | 2011-08-22 18:14 | レポート

パタゴニアレース 本日放映! 9時~@NHK総合ワンダー×ワンダー

本日のリスクマネジメント講習会でゲスト講師を務めてくださった、和木香織利さんが出場された”パタゴニア・エクスペディション・レース”の放映があります。

http://www.nhk.or.jp/wonder/program/1008/index.html

2011年8月20日 土曜日

第2部 午後9時00分~10時13分  パタゴニア 世界の果ての大冒険

ゲスト: 中尾 彬、間 寛平、渡辺 満里奈、里田 まい、チーム・イーストウィンド

「南米チリとアルゼンチンにまたがるパタゴニア。ここは大航海時代、あのマゼランがたどりついた世界の果て。この世のものとも思えない絶景が目の前に広がります。まずは、真っ青な神秘の世界に魅せられた写真家と共に、氷河洞窟の奥底へ。そしてメインは、広大な大自然をカヤック、マウンテンバイク、そして自らの足で駆け抜けるアドベンチャーレース。極限の体力とサバイバル技術が要求される難関レースに女性一人を含む日本人チームが挑戦。世界一壮絶で、世界一美しい冒険者たちのドラマが始まります!」



【和木さん、パタゴニアレースのコースディレクターさんを囲んでの観賞会 ※貸し切り】

YAKITORI DINING 四季祭

東京都新宿区西新宿1-26-2
新宿野村ビルB2
TEL: 03-3342-4222

http://r.gnavi.co.jp/p441302/

※ご自由にお越しください。
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by piece_of_earth | 2011-08-20 15:54 | おしらせ

8月20日(土) 第8回リスクマネジメント講習@神宮外苑

第8回アウトドアエキスパート・アスリートから学ぶリスクマネジメント講習


【日程】8月20日(土)AM10:00~11:30
【場所】渋谷区明治神宮外苑内・聖徳記念絵画館前
【参加対象】市民ランナーに限らず防災にご興味のあるスポーツ愛好家ならばどなたでも。(年齢制限・小学3年生以上)

【内容】
第8回目となる今回はゲスト講師にプロアドベンチャーレーサー・チームイーストウィンドの和木香織利選手をお迎えし、人智を駆使して仲間たちと世界中の大自然へ挑み続けてきた様々な体験談から危機管理について楽しく学んでゆきます。
イベント自体は座学を中心に予定しており体力を使うものではありませんのでご安心ください。

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和木香織利(わきかおり)

1982年1月25日生まれ、29才
神奈川県横浜市出身
・職業:会社員(都内ITコンサルティング企業にて人事を担当)
・田中正人が主将を務めるプロアドベンチャーレースチーム・「チームイーストウインド」2011年度トレーニング生
・被災地宮城県南三陸町にて「マウンテンバイクを通して被災した子供たちに笑顔を送る地域活性プロジェクト」Wanpaku Dreamの発起人の一人。現在活動中  (http://www.wanpakudream.com/w/)

<主なヒストリー>
・2008年アドベンチャーレースに出会う
・2010年中国・寧海(ニンハイ)China Outdoor Challengeアドベンチャーレース11位
・信越五岳トレイルレースにて、2009年Ultra Trail du Mont Blancの優勝者クリッシー・モール選手のペーサーを務め女子総合優勝に貢献
・日本山岳耐久レース(初出場)12時間46分 女子総合12位
・11月イーストウインドのトレーニング生に合格
・2011年2月パタゴニア・エクスペディション・レースに出場、イーストウインド・5位
・ARJS岐阜長良川大会、エクストリーム尾瀬檜枝岐大会に出場、イーストウインド・優勝
・震災直後から被災地にてボランティア活動を開始・Wanpaku Dreamを立ち上げる

会社員とアドベンチャーレーサーの二足の草鞋を履いて活動中。
今年11月にタスマニア島で行われる「アドベンチャーレース世界選手権」に出場予定。

<メディア露出>
・今年4月、パタゴニア・エクスペディション・レースの90分ドキュメンタリー番組がBSハイビジョンで放送されました。10月21日には番組のDVDが発売されます。
・8月20日(講習会当日!)21:00~NHK総合「ワンダーxワンダー」にてパタゴニア・エクスペディション・レースの特集放送予定

【イベント申込方法】
下記、いずれかの方法で、①参加者名、②年齢をご連絡ください。
1) piece.of.earth.2010@gmail.com 宛メール
2) Twitter(@piece_of_earth)へダイレクトメッセージ

【申込期間】
2011年8月19日(金)まで

【参加条件】イベント会場までの交通手段として徒歩・ランニング・自転車のいずれかの手段を組み込むこと。(ご自宅からの全ての経路が難しければ一部のみでも結構です)

【参加費】
上記の手段によって浮かせられることのできた交通費(自己申告で結構です)
※今回のイベントにおいて集まった参加費は責任を持って全額、震災支援活動団体へ寄付させていただきます。


※尚、当イベントは会場までの「行き方」に関するお問合せにはお答えを控えさせていただきます。
「8月20日AM10:00 渋谷区明治神宮外苑・聖徳記念絵画館前 集合」という情報だけをたよりに会場へお越しいただくことそのものがすでに防災イベントの一環であるということをご理解下さい。会場にて皆様の到着をお待ちしております。
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by piece_of_earth | 2011-08-16 10:27 | おしらせ

8月7日(日)トライアスロン応援@沼津

夏らしい天気に恵まれた週末、第24回沼津千本浜トライアスロン大会/第7回チームケンズカップトライアスロン駅伝大会 in 沼津千本浜に行ってまいりました。

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ご一緒させていただいたのは、全14チーム・応援も含めて総勢50名超の大所帯で参戦したビーチクボーイズの皆様。バスをチャーターしての道中は、渋滞しても隣車線の中学生軍団とヘン顔・ポーズ対抗戦をしてるので飽きることはありません。食べ物もお酒もたっぷりあるし♪
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沼津港に着いたらまずはランチ。b0217035_19482952.jpgb0217035_19575174.jpgb0217035_19513643.jpg

もちろん海の幸!
もちろん?!
アイスクリーム!




その後は会場下見でひと泳ぎ。ザザザッと着替えて、ザブザブッと海に入って、躊躇なく沖にブワァーッと泳いで行く・・・すでにカッコよすぎです。特に女性陣。しなやかでこんがり日焼けしたお肌がとっても素敵!
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温泉に入って・・夜は宴会。やっぱり海の幸!
チームTシャツ配布に、初参加の方のための注意点講座も開催。バイオリン演奏まで。盛り上がる盛り上がる!
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                             翌朝は6時に宿を出発。
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堤防のうえで開会式を見て、いよいよスタート!
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競技は、スイム500m or 750m & バイク20km & ラン5km/人を3人がつなぐ「駅伝」と、3人が一つずつの種目を担当する「リレー」の2種類。トランジッションエリアと呼ばれる場所が絶好の応援スポットになっていて、①スイム→バイク、②バイク→ラン、③ランのフィニッシュ直前、と3回も声をかけることができます。

ビーチクボーイズはその絶好スポットの真横にテント設営してパーフェクトポジションを確保。冷え冷えの飲み物に、フルーツバーも準備されていて、非の打ちどころのない応援体制!
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次々に通っていく14チームの選手達に声援を送り続けます。忙しいし、暑いしで、もう日焼け対策など諦めるしかありません。

そして、駅伝3人目の選手がゴールするときには、チーム全員でフィニッシュラインを通過します。最後のチームがゴールする際には、ビーチクボーイズ全員でフィニッシュ!すごく感動的です。
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エリートチームは2位入賞!パパと一緒に表彰台に乗れるなんて、きっと子どもたちには素敵な夏の思い出ですね。その後はもちろん温泉に入って・・打ち上げ。そりゃもー海の幸!!(写真省略)

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ビーチクボーイズは全14チーム中12チームがフィニッシュ。スイムで水を飲んでしまい病院に行った方もいらっしゃいましたが大事にはいたらず。本当によかった。

そして帰り道・・・バスの窓ガラスが割れて乗っていた人が破片をかぶってしまうという事故が発生。こちらも、大きなけがはなくすんだもののヒヤっとした瞬間でした。

ビーチクボーイズの応援部隊には、お医者さんと弁護士さんもいらっしゃり、そんな状況でも対応はバッチリ。心強かった!

- - - - -

今回参加したのはPOEまりこ&のりこの2名。初めてのトライアスロン観戦でした。

生の迫力は想像をはるかに超えており圧巻。”応援する人にも楽しい大会”を目指しているという作り手の工夫も随所に効いていて、それがより選手とギャラリーを盛り上げていたと思います。

出場された皆様の生き生きとした表情を見てたくさんの元気をもらい、細かく行き届いた幹事さんの配慮と応援の皆様の一緒に楽しむ姿にはテンション上がりっぱなしで、スポーツの良さを再確認できた2日間でした。

ビーチクボーイズの皆様、お疲れさまでした&ありがとうございました!


reported by のりこ
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by piece_of_earth | 2011-08-08 16:09 | やってみました

戸隠山 ~神々とお猿に逢える山~

POE登山部じゅんこ&まりこ、降りしきる雨の中、戸隠山へ行って参りました。

金曜夜の新幹線で長野入りし、長野駅前のビジネスホテルで1泊。
翌朝は1時間ほどバスに揺られ、登山口となるパワースポットとして有名な戸隠神社奥社に向います。
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霧雨の中、樹齢400年以上の杉の木に囲まれ参道を進み、おのずと荘厳な気持ちにさせられます。登山口で登山届を提出し、いよいよ戸隠山へ。

登山道はいきなりの急斜面から始まり、段差の大きい箇所も多いのですが、雨も気にせず元気に進みます。
残念ながら眺望はまったく望めませんが、古来から信仰の山として名高く山肌に小さな祠やお地蔵様があったり、また断崖絶壁には色とりどりの花が咲き、今まで登ったことのある山とはちょっと違った景色で飽きることがありません。


そうしているうちに、いよいよ鎖場が連続して待ち構えます。
「ここで引き返す勇気も必要」と言わんばかりに、ほぼ垂直の高い壁が続きます。じゅんこ&まりこ、交互にアタックです。

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まりこが先に登りだしたとある壁、途中に小さな割れ目があり、そこで足がすくんでなかなか次の足場に移れません。
数年ぶりにキャーキャー女子らしい悲鳴を上げてしまい、どんどん心拍数が上がっていきます。指先がこわばります。下でじゅんこが心配そうに見上げています。

・・・ん?ちょうどまりこがへばり付いている辺りの近くの藪がザワザワしています。
ギィーギィー!とものすごい音がしたと思ったら、なんと、お猿がものすごい形相で木を揺らしています!!(じゅんこ目撃談)
怒ってます。すごく怒ってます!!「お猿が怒ってるぅ~!!」とじゅんこが叫びます。襲われそうで怖い!
そこでまりこ、ふと我に返りました。そうだ。みっともなくキャーキャー騒いでいるから、ウルサイってお猿さまが怒っているんだ。深呼吸をし、そこから先は落ち着いて無事登ることができました。

お猿に、『怖い時こそ平常心を心がけよ』、と教えられました。

今度はじゅんこが先に立って登ります。
さすが。さくさく登るわね。と思って見ていると、おもむろに振り返り、「怖い。すんごい怖い。」と、何度も教えてくれます。
「そんなこと、言われなくてもわかってるから・・・」 (まりこ心の声)
雪の残る日光白根山で滑落の恐怖と戦い、命の危険を感じたことがあるじゅんこも、この絶壁はさすがに怖いようです。『山ガール(?)、戸隠山で遭難』的な信濃毎日新聞の見出しが脳裏をよぎります。

そうこうしてやっと鎖場を抜けました。しかし、その先に待っているのは、かの有名な「蟻の戸渡り」です。
幅は50cm前後で、左右は断崖絶壁です。迂回路はなく、そこを渡らなければ先に進めません。
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霧で数メートル先も見えなく、何が待ちうけているかわかりません。
どちらからともなく引き返そうかぁ。。。と、どうしようか決めかねているところ、1人の男性が通りかかりました。
足もとはなんとゴム長です。
これは達人に違いない!と、思わず声をかけてしまいました。
達人曰く、今登ってきた壁を雨のなか下るのは危険だから進んだ方がいい、とのこと。素直にその言葉に従います。

そこから先は、達人に足場の取り方や体重のかけ方などを教えていただき、なんとか最難所を切り抜けました。
「次は左のステップに下りてっ!」「はいぃぃぃっ!」という感じで、久々に部活を思い出しました。

お話をしてみてると、達人は本物の達人です。百名山を制覇されているそうです。
本当にこの出会いに感謝です。もしあそこでお会いできなければ、進むも戻るもできず、大変なことになっていたかもしれません。
心よりお礼を申し上げます。

八方睨を過ぎ、戸隠山の山頂に到達しますが、本来なら戸隠連峰や北アルプスに白馬岳など、360度山々に囲まれるはずですが、今回はなーんにも見えません。

思ったより登りに時間がかかったため、休憩もほとんど取らず、さくさく進みます。
山の稜線をひたすら進みます。実は足場のすぐ横は切り立った崖なのですが、木々で覆われているため分かりづらく、ここで危険な思いをする方も多いそうです。

今度は雨の中、沢沿いの濡れた斜面を鎖につかまりながら下ります。危険ですが、既に滑落したら死ぬか怪我で済むかが怖さのバロメーターとなっており、登りの恐怖に比べればだいぶましです。

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ひたすら下り、やっとゴール地点の戸隠牧場に到着しました。
ここでバスの時刻を調べると、すぐに出発するのがあり、それを逃すと1時間待たなければなりません!
下りでも大変お世話になった達人に急ぎお礼をお伝えし、連絡先をお聞きし、挨拶もそこそこにバスに飛び乗りました。



b0217035_17392588.jpgすっかり濡れネズミな私達ですが、妙にテンションが高く、本日の行程を興奮気味に感想を述べ合います。そこで、ふとお腹が空いていることに気付きました。じゅんこが持参した、本来山頂でかじるはずだったみずみずしい野菜たちを、バスの中で美味しくいただきました。




新幹線で近くまで行け、標高もそれほど高くない戸隠山でしたが、登山技術を学ぶには最適な山でした。

お天気のいい時に絶対リベンジしよう!と誓い合い、長野を後にしたのでした。
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*悪天候で写真がほとんど撮れなかったため、あちこちから頂いてきたものを載せてます@

reported by まりこ

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by piece_of_earth | 2011-08-04 17:44 | やってみました
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究極ランナー・アスリート・冒険家たちのDo Good!を応援!


by piece_of_earth
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