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2011年10月22日 『伊南川100kmウルトラ遠足』 それぞれのゴール。

<第5章>

さやかちゃん、お疲れさま。ナイスランでした。

~お読みいただいている方は、ここで一度沼田街道の入り口までまりこと一緒に戻ってください~

山エリアに入り、土の感触が足に優しい。川の流れを越えたり、細かいアップダウンがあったり、ロードと違って飽きさせません。

そうこうするうちに、登りの傾斜がきつくなってきました。
今回はトレランレースと違いエイドが多いので、ハイドレーションパックは背負っていません。でも、そのことを後に激しく後悔することになるとは、スタート時点では知る由もなし。。。

山道に入ってしばらくはおしゃべりをしたり写真を撮ったりしていましたが、だんだん会話もなくなり、もくもくと前に進みます。前だけを見てしばらく進みふと振り返ると、さやかが腰に手を当て、足を止めて遠い目をしています。後ほど会おう、と心の中でつぶやき、まりこはちょっとペースアップ。

登れど登れど道は続きます。同じくらいのペースの方と、何度も「長いですねー。」「ほんと。長いですね~。」という会話を繰り返します。そうするうちに、だんだん喉が渇いてきました。山道に入る前のエイドでペットボトルのお水をもらえばよかったと激しく後悔。

そして、遂に頂上へ!!
誰かの「ここからずっと下りだよ!」という言葉が耳に入ったとたん、まりこはエイドで水だけもらってすぐに走り出します。

雨がどんどん強くなってきました。もう、全身びちょびちょです。とにかく50km地点へ、と重力に任せて早めのペースで坂を下ります。

大雨に打たれながら走っている時、ふと気がつくと、最近CMで宮崎あおいちゃんも歌ってる「リンダリンダ」が繰り返し頭の中を流れています。でも、「ドブね~ずみぃ~」のフレーズを、無意識に頭の中で「濡れね~ずみぃ~」と変えている!そんな自分がおかしくて、顔面に雨を受けながら笑ってしまいました。ちょっとあぶないヒトになっています。

そして、一人ぼっちの下り坂はまだまだ続きます。

地面に私に大粒の雨が叩きつけると思ったら、突然まぶしい日が差したり、目まぐるしく空模様が変わります。周囲の山々は幻想的な一枚の絵のようです。そして聞こえるのは雨音だけ。

とにかく前へ、先へ。考えるのはそのことだけです。
こういうの、初めて味わう感覚です。なんだか自分が単細胞化していくような感じです。

やっと見えた50kmの立て札。でも、実は「50kmエイド」は「53km地点」にあるのです。ここから3キロが辛かった!会う人会う人に「まだですか?」と聞きながら、遂に到着。

目標にしていた50kmを越えたことにどこかで満足してしまっている自分がいます。これで半分か、と思うと動けません。すると、スタッフの方の声が。「このバスが最後です。この後は自分で歩いて戻ってもらいます。」って!なんてドSな大会なんでしょう。まりこ、ここでレースを終えることにしました。

バスに乗ったとたん爆睡。スタート地点に戻るとみなさんが優しく迎えてくださり、嬉しくもちょっぴり切ない気分です。大会関係者も、お宿の方も、とにかく地元の皆さんが優しく、前人未到(私的に)の53kmもの距離を走れたのはこの地であったから、というのは間違いありません。いい経験をさせていただきました。

b0217035_125933.jpg

そして、次回は順調に走りつづけるじゅんこ編です。


(つづく)

<第5章終わり reported by まりこ>
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by piece_of_earth | 2011-10-31 01:49 | レポート
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