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<レポート>7月2日(土)Wanpaku Dream歌津project ボランティアに行ってきました

POEでチャリティ等を通しささやかながら応援をさせていただいている、Wanpaku Dreamさんのプロジェクト。お手伝いで南三陸町歌津エリアに週末ボランティアに行ってきました。

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                    (ガテン系な女子集団)


このプロジェクトはMTB(マウンテンバイク)を通して被災した子供達に笑顔をおくるプロジェクト。宮城県南三陸町歌津エリアの小学校、中学校にMTBを提供し、通学の足としてだけでなく、MTBの楽しさを知ってもらえるようにスクールなども開催。将来的には様々なアウトドアアクティビティーを通じて、町の活性化のお手伝いをする事を目的に活動しています。

被災地ボランティアは未経験の私たち、「一日ボランティアなんて意味あるのかな?」「行ってもじゃまになっちゃうだけじゃない?」それでも悩むよりは行動!のPOEです。災害派遣従事車両の証明書をもらえば高速代がかからない事、ボランティア保険なるものがある事、今更ながら教えて頂き金曜日の23時前に外苑を出発です。

女子3人のうちドライバーは2人だけ。夜通し長距離を走るのはあまり慣れていません。そんな不安と眠気を吹き飛ばすべく、80年代ソング(年バレますね)でテンションを上げて東北道を北上。仮眠休憩をとりながら、宮城県に入るころにはすっかり夜も明けていました。青々とした稲に彩られた田んぼが平野一面に広がる風景を見ていると、数か月前にこの近くで壊滅的な被害を受けた場所があることが信じられない気持になります。

風光明媚な山間から海の南三陸町方面に車を走らせるその途中で、突如打ち上げられた船や倒壊した家屋の残骸がうずたかく積まれたショッキングな状況が目に入ります。波をかぶった山のふもとは塩害で木が枯れています。全壊状態の港付近の様子には言葉を失いました。

歌津中学校でWanpaku Dreamさんと合流。歌津中学校の阿部先生がこの活動の受け入れ体制を作ってくださっています。当日は11人のメンバーで作業を行いました。

一つのグループは、歌津の地元で自転車を扱う二階堂機械店さんが、敷地で仮店舗を一日でも早くスタート出来るように、お片付けのお手伝い。歩道から店舗のあった敷地の間には電柱や木が横たわり、その後ろには瓦礫の山が出来ています。現在一般家庭の家屋の倒壊による残骸は行政が撤去してくれるような目途も立っておらず、自分で片付けねばなりません。片付けると言っても、邪魔にならない場所に移すだけです。そんな瓦礫の山があちらこちらうずたかく積まれています。
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お片付けと言うととても簡単に聞こえますが、実際はこれがものすごい重労働です。5-6人のメンバーで作業しましたが、海水を含んだ重い砂には、トタン屋根、船のモーター、漁獲網、食器、洋服、家電、ありとあらゆるものが深く埋まっています。
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    (心打たれた、ミッキーのぬいぐるみ。持ち主さんの元に帰ることができますように)



二階堂さんとおしゃべりしながらの作業。大変でしたが明るい二階堂さんにこちらが元気をもらってしまいます。こんなに大変な思いをされたのに、歌津の海に対する愛着と誇りがお話の端々に出て来ます。この地域の美味しいアワビは皇室に献上されていたそう。雲丹も沢山とれて、毎年奥様と明方雲丹漁に出られていたとか。やっぱり「海の無い生活は考えられない」そうです。とても印象的な言葉でした。

もう一つのグループは、廃材を集めてMTBで走行する「ラダー」を作って子供たちにプレゼントをするというミッションのもと活動。子供たち用なので、それほど高さは必要ありませんが、ある程度距離があり、MBTで走ったときに高揚感が味わえるよう、ラダーやシーソー、階段などの配置を考えコース全体の構想を練ります。

この後、海岸線から約3KM離れた田んぼへ。この田んぼの横には小さい川が流れており、もともとは田んぼだけののどかな場所でしたが、震災時には海岸線の建物が流されきて、そのまま残っているという場所でした。わたしたちは、この場所に流されてきた、もともとは500M位海側にあった工務店さんの許可をいただき、ここから木工作りに必要な廃材を引っ張り出すという作業を行いました。うずたかく積み上げられた瓦礫の山から再利用できそうな木材を探し、外へ移動することは、お片づけグループ同様の重労働でした。

震災から3ヶ月以上たった今でも、瓦礫が残る部分には少しでも写真や、思い出の品など家族のものがないか探して歩いている人たちがいます。お話を伺った方々は、残念ながら当日は何も見つからなかったようですが、わたしたちはある方の「結婚式のアルバム」を発見しました。そのまま、阿部先生のお父様にアルバムをご覧いただき、写っている方のお顔を確認していただいたところ「知っているよ!」という嬉しい一言が!そのアルバムは、当日のうちに持ち主の方の元にもどりました。お父様曰く、「写真はなかなか出てこないんだよ。。。」とのことでしたので、思い出の写真を沢山お戻しすることができて嬉しかったです。

1時間程度、往復2回の廃材収集で、コースの製作に必要そうな材料を集めることができ、あとはノコギリとドリルを持って、POEにとっては久しぶりの大型DIYです。男女3名のグループの、連携によって夕方には、シーソーと4M程度のラダーが組みあがりました。一同感動。地元の方も見学にいらして、「ありがとう」と声をかけてくださったりしました。


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次に訪問する際には、ここで遊びまわる子供たちの姿を是非見たい、一緒に走ってみたいと思いつつ、当日の作業を終了しました。





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       (休憩するメンバーの図。自身の手によるベッドは、家のベッドよりも気持ちよい!?)


今回Wanpaku Dreamさん、なんと70台ものMTBをメーカーさんからご提供を頂いたそう。凄いです。
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こんなりっぱな自転車があれば瓦礫の山もへっちゃらで越えられますね。

わたしたちがお手伝いできたことは、ほんの小さなことですが、復興までの長い期間こうした小さい力を積み重ねていくことが大事と思いました。みなさん、声をそろえてお話くださるのが「忘れないでほしい」ということ。個人ができることには限りがありますが、積み重ねていくこと、みんなで少しずつ努力することで大きな力になると思います。メンバーのひとりは、1度のボランティアをきっかけに継続的な被災地訪問を続けています。

各人の持つ力を集結させて、大きな力としたいと思います。

piece of earth 一同
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by piece_of_earth | 2011-07-07 00:30 | レポート
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